家の中でもとくにものが多いキッチンは、油断するとごちゃつきがち。そこで、お気に入りに囲まれた楽しいキッチンをつくり上げた整理収納アドバイザーの柳沢小実さんと。すっきり暮らしを実現するMizuhoさんに、食器のしまい方やキッチンをきれいにキープするコツを教えてもらいました。

好きなものに囲まれた柳沢さんのキッチン

夫とふたり暮らし。戸建ての2LDK。

【写真】柳沢さんのキッチンの間取り

食器は使うシーンごとにしまう場所を分けて分散収納

食器は1か所にまとめず、シーンごとに分散収納しています。

●毎日使う食器→食洗機前

デイリー使いの食器は、もっとも出し入れしやすい上段の引き出しへ。「食洗機の前から動かずにしまえます」

●来客用グラス→扉つき食器棚

来客用のグラスや飾って楽しみたい器はリビングの食器棚に。「ガラス扉つきだから、ほこりも気にならない」

●毎日使う茶器→シンク横

趣味の茶器はシンク横にまとめて。「ダイニングから見える場所なのでディスプレーも兼ねています」

キッチンのきれいをキープするコツ

収納スペースの中も工夫することで、キッチンにものがあふれず、適正量を守れます。

●保存容器は重なる&フタが共有できるものでそろえる

『ジップロック®』のコンテナーは、深さ違いでもフタのサイズが同じで重ねられる点が魅力。

「以前はほうろう容器を使っていましたが、コンパクトにしまえるものに買い替えました」

●食品ストックは1か所にまとめて適正量をメモ

あちこち探さなくてすむように、食品ストックはすべて引き出しに。数や量もひと目で把握できます。

「左は乾物、中央はスープや加工品、右はご飯系…とゾーンで分類。それぞれの適正量をメモして管理しています」

色数を絞った統一感のある見た目でおしゃれに

ナチュラルな木の素材をベースに、黒の小物でアクセントをつけて、おしゃれに見せているMizuhoさんのキッチン。「調理道具は出しっぱなしでも様になる、シンプルなデザインをセレクト。さらに黒、白、グレー(ステンレス)、茶(木)と色を絞ることで、統一感を出しています」

●Mizuhoさんのキッチン間取り

夫(33歳)、長女(7歳)、長男(6歳)と4人ぐらし。戸建ての3LDK。

●黒をアクセントにすれば手軽にスタイリッシュに

キッチンの鍋やケトル、小物類は黒を選んでキッチンのアクセントに。「空間が引き締まり大人っぽい印象になり、出しっぱなしでもスタイリッシュに見えるのでおすすめですよ」

FAVORITE ITEM:マグネットナイフラックでコンロ回りがすっきり

写真右上のシルバーのシンプルな「ダルトン」のナイフラック。ワンアクションで取れて、引き出しを開閉する手間もナシ!

この記事は2023年7月号「ESSE」に掲載された内容(2021年1月号から2022年12月号の内容含む)を再編集しています

掲載した名前、年齢などの情報は、『ESSE』に掲載された当時のものです。

この記事で紹介したアイテムは、店舗によって取り扱いがない場合や、すでに販売が終了している可能性もあるので、ご了承ください。