わが家の庭に大型プールをDIY。4万円強で、真夏のおうち時間が充実した
庭に大きめのプールを設置すれば、子どもは大喜び。夏休みのおうち時間が充実します。購入費用や水道代、また、組み立ての手間や収納などについて、日刊住まいライターがレポート。バーベキューをしながらプールで涼む…なんて使い方も楽しいそう!
購入した大型プールは1時間弱で設置完了
筆者は妻と子ども2人(10歳と6歳)の4人家族。2年前に地元工務店で建てた、高気密高断熱住宅の注文住宅に住んでいます。リビングの外にウッドデッキをつくりアウトドアリビングに。その先にはDIYで人工芝を張った庭があります。
暮らし始めた最初の夏、遊び盛りの2人の子どものために、庭にプールを置くことを決意。思いきって大型プール(縦450×横220×深さ84cm)を購入しました。
購入したのはいいものの、設置がちゃんとできるか心配でした。しかし大人2人であれば余裕で組み立て完了。設置にかかった時間は1時間弱程度でした。
やろうと思えば、小学5年生になる息子と筆者の2人でも可能だと思います。
大型プール設置でかかった費用はトータル4万1500円
大型プール設置にあたり買いそろえたものは、以下のとおりです。
・プール本体(2万7000円)
・ブルーシート(540×270cm、1500円) プールが地面とすれないようにするため
・プールのフタ(3500円) 使用していないときにゴミが入らないようにするため
・フィルターポンプ(7000円) プールのゴミを濾過してきれいに保つため
・塩素(100個で2500円) 水質を保つため
※すべて税込み
合計4万1500円です。庭でしっかりと遊べる大きいプールを、毎年楽しめると考えたら安いのではないかと思います。
筆者は、フィルターポンプを購入しています。しかし、ゴミを網ですくってきれいにするのでも、とくに問題はなし。購入しなくてもことたりると思います。
気になる水道代は、月4000円〜5000円程度のアップ
購入前に気にしていたのはやはり水道代です。
毎回、水を入れ替えるのは大変なので、塩素を入れて2週間に1度の水交換にしています。つまり月に2度の入替で使用しています。子どもたちが入るときは、写真のようにプール内のゴミをポンプで濾過もしています。
プールを入れていない年と比べると、水道の使用量は10〜15㎥増えています。水道代は地域によって違うと思いますが、わが家では4000円〜5000円程度のアップでした。しかし、広いプールに好きなときに入れて、子どもも大喜びと考えれば、安いものです。
あと、やってみてわかったことですが、水をためるのに6時間もかかります。そのため、今日遊びたいとなっても、水がたまっていないと、その日は遊べません。
ですから、とりあえず設置したら、水は入れるようにしています。ちなみに排水するのにも、3時間程度はかかります。
当初は、子どもがプールに入りやすいよう、家にあった脚立を使っていました。だた、わが家は、ウッドデッキからも入れる場所に設置してるので、最近は使っていません。
すき間時間にも遊べるプライベートプール
庭に大きなプールがあって、うれしい点。それは、いつでも入れることです。常設しているので、いつでも入ることができます。
バーベキューをしながら、プールにも浸かったり。庭で長時間過ごすことも。また、子どもが外から帰ってきて、暑い体をリフレッシュするのに少し入ったり、休みの日にどこかお出かけして夕方帰ってきてもちょっとプールに入ったり、といった楽しみ方もしています。
この生活に、子どもは大喜びです。
使わないときの収納も意外とかさばらない
使うのは暑い夏だけ。ですから、それ以外の時期はどこかに収納しておかなければいけません。当初、筆者も収納については心配でした。
しかし、プールを折りたたんで、パイプをダンボールに収納すると、縦110×横38×高さ15cmの段ボールと、縦40×横38×高さ15cmの段ボール(写真は発送されてきたときの箱)におさまります。
夏以外で使用していない時期は、物置に収納しているのでジャマにもなっていません。
夏のおうち時間を充実させるのに、庭に大きなプールを置くのは、思っていたより手軽なものでした。収納に関しても、大きなスペースは必要なくクリアできています。
楽しいプールですが、注意すべき点も。水がたまったプールは、子どもにとって非常に危険です。
子どもが遊ぶときは、必ず大人も一緒にいることが大事。また、親のいないところで、子どもたちがプール遊びを勝手にできないように、フタにも対策も必須です。子どもがフタに乗って遊ぶことも考えられます。強度がしっかりとあるものを選びたいところです。