今年秋の「iPhone 15」、標準モデルも値上げ? それでも大ヒットするとのアナリスト予測
今年秋に登場とみられる「iPhone 15」シリーズは、Proモデルが大幅に値上げされるとの噂がありました。それに続き、著名アナリストが標準モデル「iPhone 15」までも価格が上がるとの予想を述べています。
投資会社Wedbush Securitiesの著名アナリストDan Ives氏は、次世代iPhoneの平均販売価格は上昇し、iPhone 15の価格も現行モデルより高くなると語っています。iPhone 14標準モデルは日本ほか世界各地で値上げされましたが、米国での価格はiPhone 13と同じでした。今度は米国でも値上げされる、ということです。
米国では高いインフレ率で物価が上昇しており、その影響をアップルも免れないようです。有名リーカーのRevegnus氏は、iPhone 15標準モデルの製造コストは約12%、iPhone 15 Proモデルは約20%上がると述べていました。
Compared to the iPhone 14 series, the production cost of the iPhone 15 base model is expected to increase by around 12% and the iPhone 15 Pro model by around 20%.
TSMC fab price hikes may be the main culprit pic.twitter.com/GovuLF27WC
- Revegnus (@Tech_Reve) April 26, 2023
また最上位モデル「iPhone 15 Pro Max」は、1300ドル(約18万円)〜になるとの報道もありました。米国での価格が上がるとすれば、日本や世界各国ではそれ以上に値上げとなるかもしれません。
しかしIves氏は、iPhone 15シリーズが過去最大級の売れ行きになるかもしれないと予想。その理由の1つは、4年以上前のiPhoneがまだ2億5000万台も使われており、大きな買い替えの波が来る可能性があるからだそうです。
今年秋のiOS 17では、ついに2017年発売のiPhone XやiPhone 8がサポート対象から外れます。最新モデルは処理速度も上がり、iOSの新機能が使えることになりますが、そのために多額の出費をするかどうかには頭を悩ませそうです。
Source:CNBC
via:Tom’s Guide