今週、韓国のユン・ソクヨル大統領がキム・ゴンヒ大統領夫人と共にアメリカを訪問した。ジョー・バイデン大統領がホワイトハウスで晩餐会を開催し夫妻を歓迎したが、その晩餐会にアンジェリーナ・ジョリーも出席。長男のマドックスを同伴していたことが明らかになった。

アンジーの関係者が雑誌『ピープル』に招かれた理由を説明している。「アジアとアメリカの関係はアンジー一家にとって重要なものだ。彼女と子どもたちは長年に渡って韓国を含むアジア地域と密接な関係を築いてきた」とコメント、マドックスがソウルの延世大学に留学していること、アンジーがこれまで人道活動や難民支援に加え俳優としても何度も韓国を訪れていることを理由として挙げている。

マドックスは現在21歳。2001年にカンボジアで生まれ、生後7か月のときアンジーの養子になった。当時アンジーはまだビリー・ボブ・ソーントンと結婚していたがマドックスを迎えた直後に離婚。その後ブラッド・ピットと交際を始める。ブラッドとアンジーが婚約したのは2012年だが、それよりもずっと前の2006年にブラッドはマドックスの養父になっている。ブラッドとアンジーが離婚する直接のきっかけになったのは彼が酒に酔ってアンジーや子どもたちに暴力を振るったことだと報じられている。マドックスはそんな養父に反抗、離婚後は疎遠になっていると言われている。

マドックスは2019年に延世大学に入学。新聞「サン」によると大学では生物化学とロシア語、韓国語を勉強している。ちなみに彼は韓国語やロシア語も含め合計5か国語を操るという。アンジーは彼が入学したとき韓国に同行、キャンパスまで送り届けた。他の学生にいつまで滞在するのかと聞かれるとアンジーは「今日発つ予定。泣かないように頑張っている」と回答。後日出演したイベントでもテレビ番組「エンターテイメントトゥナイト」のレポーターに「彼に会えなくて寂しい」と語っていた。その愛息子との晩餐会はセレブな場所に慣れているアンジーにとっても特別な夜になったはず。