テラファーマ(株)(TDB企業コード:127011098、東京都新宿区西新宿6-5-1)と(株)オールジーン(TDB企業コード:236011572、東京都新宿区西新宿7-22-36)の2社は、4月5日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
 
 破産管財人は安達桂一弁護士(東京都千代田区九段北4-1-5、岩崎・安達・岡本法律事務所、電話03-3234-5221)。債権届け出期間は5月12日まで。
 
 テラファーマ(株)は、2014年(平成26年)1月に設立。テラ(東証スタンダード、2022年8月、破産)の子会社として、細胞医療事業における樹状細胞ワクチン療法に関する技術を基盤とした再生医療等製品の開発のほか、国立大学が実施する膵臓がんに対する樹状細胞ワクチンの医師主導治験への治験製品の提供、樹状細胞ワクチンの製造などを手がけていた。
 しかし、親会社であるテラが2022年8月に破産したことに伴い、今回の措置となった。
 (株)オールジーンは、2014年(平成26年)2月に設立。遺伝子検査サービス事業などを手がけていたが、同社も同様の措置となった。

 負債は現在調査中。