アメリカ人「心臓移植手術をしたら支払方法に選択肢を用意してくれた…」意味があるのかわからない配慮
医療費の高騰が叫ばれるアメリカ。
救急車の利用や盲腸の手術でさえ高いので、心臓移植ともなれば庶民の支払い能力を超えてしまいます。
それに配慮した(?)と思われる請求書が話題を集めていました。
(credit:Reddit/AbysmalApollo45)
左:分割払い $3,789.91x60か月 (約50万円x60か月)
右:一括払い $227,394.75 (約2938万6574円)
分割にしてくれたら払えるって金額ではないような……。
絶望しかない請求書に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●自分は死ぬしかないな。
↑その請求書を見て心臓発作を起こすだろうね。たとえ新しい心臓でも。
↑じゃあ2倍払わなくちゃいけないな。
↑病院の思うツボだ。
↑アメリカへようこそ。
●60回払いだと15セントの割引?
3,789.91x60=227394.6
一括払い=227,394.75
↑チャリン!
↑なんてお得!
↑60か月で金利手数料を取らないわけがない。
↑月々の支払い額には、通常利息も含まれる。
↑含んでないよ、医療負債は利息を発生させない。
↑なんて気前がいいんだ。
●おそらくこれも多くの請求のうちの1つに過ぎず(おそらく病院のもの)、さらに専門医、麻酔、ネットワーク外の特別な検査、その検査を読む人、治療サービスなどの請求も届く。
もし患者がメディケアやメディケイドに加入していた場合でも、国は全費用の1/4以下しか支払わず、残りは破棄される。つまり、政府は割引を受けられるが、国民は(良い保険に加入していても)自己負担で支払う。この医療システム全体が詐欺なのである。
●心臓を返そう。単に返して。なんてこった……。
↑「体のためのローンが支払えないなら、差し押さえてその部分を剥奪します」
↑(投稿者)自分ならもう移植を受けない。子孫に借金を残してしまう。
↑そんなことはない。借金は相続されない。その請求書は決して支払われることはない。必要であれば移植を受けよう。その請求書は単なる紙切れに過ぎない。
↑このままなら国外逃亡したほうが安上がり。
↑ホントだよね、持ち物を売って現金を持って出て行こう。
↑ハロー、カナダ/メキシコ/ヨーロッパ。
●どっちのオプションでも路頭に迷うことになる。自分の月収は3600ドル。
●この現状を維持するために選挙で投票する人がいるんだ。
●払えなかったらどうなるの? 刑務所行き?
↑自己破産の原因1位は医療費。
↑借金で訴えられる可能性が高い。
選ばれたお金持ちだけが医療を受けられる国になっているようです。