ジャパンディスプレイ<6740.T>が急伸している。この日の寄り前に、世界第3位の生産出荷規模を誇るディスプレーメーカーである中国の惠科社(HKC)と、グローバル戦略パートナーとして戦略提携覚書を締結したと発表しており、好材料視されている。

 今回の覚書締結により両社はグローバル戦略パートナーとして、次世代OLED「eLEAP」や共同開発センターGI2C(グローバルイノベーションアンドインダストリゼーションセンター)、ハイエンド車載ディスプレー事業などについて、長期的・全面的かつ深い協力を行うという。また、世界最先端のeLEAP工場を共同で計画・建設し、25年内の量産開始を目指すとしている。なお、同件による24年3月期業績への影響は軽微としている。

出所:MINKABU PRESS