“再現ドラマの女王”の異名を持つ芳野友美が21日、都内でイメージBlu-ray&DVD『Aromatic』(エスデジタル)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。


自身、約2年9ヶ月ぶり9作目のイメージ作品となる本作を手にした芳野は、作品の内容を尋ねられると「今回はピュアな恋愛ものとなっております。いつもはドロドロしているんですけど(笑)」と笑い、「ある男性と出会って現実と妄想が入れ替わりながら作品が進んでいって、最終的に幸せな結末が訪れるという内容になっております」と紹介。


見どころを聞かれると「海のシーンではしゃぐというのが過去の私のイメージではあまりなくて、他の方と比べると数が少ないので、今回はそこが見どころかなと思います」とオススメし、Blu-ray特典の映像も注目してほしいそうで「ボディスーツを着ているんですけど、すごく合っているんじゃないかなと思います。胸が小さいのでそこだけは残念なんですけど、それ以外は雰囲気的にも自分に合っているなと、自信を持って撮影できました。着心地もよかったですし、寒かったので暖かくてよかったです(笑)」と声を弾ませた。


また、本作では“極限セクシー”に挑戦しているそうで、もっともセクシーに仕上がっているシーンを尋ねられた芳野は「ベッドで黒い水着を着ているシーンですね。衣装がすごくセクシーだなと思います」と答え、お気に入りの衣装については「ウエスタンっぽい格好をしたのがすごくお気に入りで、カメラマンさんから“バーニングマン”というアメリカのお祭りの格好が似合うんじゃないかって提案していただいて、日本で言うとギャルなんですけど(笑)、それが今までにない衣装で面白かったです」と笑顔で語った。


そんな本作の出来栄えを聞かれると「100点ですよ!」と胸を張り、「40代初めての作品で、40代でもやれるとは思っていなかったんですけど、スタッフさんのおかげで目を覆いたくなるような感じにならず、きれいに撮っていただいて、これだったら40代の私として残ってもすごく嬉しいなって思えたのでよかったです」とにっこり。次作については「意欲十分です!」と吐露した。


再現ドラマの仕事について芳野は「ここ最近、コロナの影響もあってちょっと減っているんですけど、今でも精力的に再現ドラマをやっております」と話しつつ、再現ドラマだけでは食べていけないため、アルバイトを続けていることを告白。今後の抱負を聞かれると「ドラマや映画の出演など、女優としての活動というのは一番目指しているところなので、再現ドラマももちろん女優としての活動なので続けていきたいもののひとつなんですけど、もうちょっとドラマや映画でも活躍の場を広げられたら嬉しいなと思っています」と目を輝かせた。