「ChatGPT」の認知率や利用意向などについての調査結果は…

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 LINE(東京都新宿区)が運営する、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、2022年11月にOpenAIが公開したAIチャットボット「ChatGPT」の認知率や利用意向などについての調査を実施。その結果を発表しました。

 「ChatGPT」は、従来のチャットボットを同じように、テキスト入力用スペースが、そこに質問やコマンドを入力すると「回答」という形で文書を作成してくれます。詩や歌、エッセイ、短編小説、コードなどを書いてもらうことができます。

 調査は、3月6〜7日にかけて、日本全国のLINEユーザー15〜69歳の男女1056人を対象に、ウェブ調査で実施。

 まず、「『ChatGPT』について知っているか、使ったことがあるかどうか」を質問したところ、約7割が「知らない」と回答。「知っているし、使ったことがある」と回答した人は4.8%と1割に満たない結果で、「知っているし、使ったことがある」と「知っているが、使ったことはない」を合わせて、約3割でした。

「ChatGPT」について説明をした上で、「『ChatGPT』を利用したいと思うか」を聞いたところ、「ぜひ利用してみたいと思う」が約1割で、「機会があれば利用してみたいと思う」が3割超で、合わせた約4割の人が「利用してみたいと思う」という回答でした。

 実際に、「ChatGPT」を利用したことがある人が「どんな質問をしたことがあるか」も聞いてみたところ、「森林・林業についての専門的な質問」(60代・男性/静岡県)、「一人暮らしの心得」(20代・男性/愛知県)、「今はどんな稼ぎ方がありますか?」(60代・男性/愛媛県)、「K-POPアイドルのメンバーについて」(10代・女性/兵庫県)、「YouTubeの企画」(30代・男性/北海道)といった声が寄せられたということです。