広島市での国際シンポジウムに参加するウクライナ政府関係者らが１４日に松井市長を訪問しました。

松井市長を訪ねたのは世界銀行のユルゲン・フォーグレ副総裁や職員ウクライナなど８カ国の政府・自治体の関係者らおよそ６０人です。

フォーグレ副総裁は広島について「戦争の悲惨さを人々が理解したうえで復興したことを感じ非常に多くのことを学ぶことができる」と話しました。

また、ロシアが侵攻を続けるウクライナの副大臣も原爆投下後復興を遂げた広島について語りました。

ウクライナ アナ・ユルチェンコ副大臣 「（広島市を訪問し）国や都市を再建していく良い例を見せていただきありがたい」

１５日午後に国際会議場で開かれるシンポジウムではユルチェンコ副大臣らがウクライナの危機と復興について講演する予定です。