2月10日はご利用をお控えとNEXCO。

2月10日早朝から夜遅くまで降雪予報

 2023年2月9日夜以降、南岸低気圧にともない関東平野部で大雪が予報されていることから、NEXCO東日本、中日本、首都高速道路など道路管理者が警戒感を強めています。


2022年1月上旬の大雪。首都高C2江北JCT(画像:首都高速道路)。

 NEXCO東日本関東支社は9日12時、関東広域でノーマルタイヤ通行禁止規制を実施する予定だと発表しました。具体的な区間も出ており、10日の朝以降、外環道や東北道、関越道、圏央道、北関東道、上信越道、第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路を挙げています。

 同時期に通行止め開始の可能性がある区間も示されています。主な区間は次の通り。

・関越道 練馬〜本庄児玉
・外環道 大泉JCT〜和光
・圏央道 あきる野〜鶴ヶ島JCT
・東北道 矢板〜白河
・上信越道 松井田妙義〜東部湯の丸
・長野道 安曇野〜更埴

 降雪区間の主要ICでは係員による冬用タイヤの装着確認を実施する予定だそうです。NEXCO東日本は「ノーマルタイヤでの雪道走行は法令違反」としつつ、「2月10日の高速道路のご利用はお控えください」としています。

 ちなみに、NEXCO東日本関東支社が1月11日と15日に首都圏のSA・PAで冬タイヤの装着率を調査したところ、大型車は97%でしたが、小型車は52.1%でした。約半数のクルマが冬タイヤを装着していない可能性があることを念頭に入れて警戒するに越したことはないでしょう。