JR三河島駅前に「地上43階」複合高層マンション建設へ 旧真土小学校跡地の開発スタート
下町情緒残る三河島駅前の風景も変化します。
商業施設やオフィスも
常磐線三河島駅で再開発事業がはじまる(画像:写真AC)。
東京都は2023年2月6日(月)、荒川区のJR常磐線・三河島駅北側の再開発事業について、再開発組合の設立を認可し、事業着手すると発表しました。
再開発により、地上43階建ての複合高層マンションが建設されます。3階までは商業施設やオフィスが入居し、それより上層階は一般住居となります。西側には多目的アリーナが整備されます。
この事業は不燃化など街の防災化を図るもの。狭隘な路地に密集する住宅地を更地にし、高層住居に集約して、地上に十分な空間を確保します。
この地区にはかつて真土小学校がありました。1989(平成元)年に閉校となったあと、長らく校舎がそのまま残されており、多文化共生センターなどが入居していました。2017年に旧校舎が解体され、公園として暫定供用されていましたが、いよいよ再開発事業がスタートします。完成は2028年春の予定です。