西武線くぐるアンダーパス新設 国分寺の貴重な東西道路「小金井国分寺線」狭〜い区間を解消へ
分かりやすい東西道路がここしかない!
府中街道の抜け道の踏切を解消
東京都北多摩北部建設事務所が2023年1月29日と30日、国分寺市内で「国分寺都市計画道路3・4・6号小金井国分寺線」の地元説明会を開催しました。市内に西武国分寺線をくぐるアンダーパスが新設されます。
熊野神社通りの抜け道となっている市道の西武線との交差部。付近にアンダーパスが新設される(画像:東京都建設局)。
事業延長は約470m。前後区間は、武蔵小金井方面と国立方面を東西に結ぶ「熊野神社通り」となっていますが、当該区間は未整備で、踏切のある狭隘な市道が抜け道となっていました。道路整備による交通の円滑化、安全性の確保などと合わせて無電柱化により、都市防災機能の強化、良好な都市景観の創出を図るとしています。
武蔵小金井から国立にかけてのJR中央線の北側エリアは、国分寺街道、府中街道、新府中街道(熊野神社通り以北は整備中)などの南北道路に対し、多くの道路が斜め方向に交わっており、東西をビシっと貫く道路は熊野神社通りがほぼ唯一といえます。新設区間はもともと、1966(昭和41)年に国分寺市が事業認可を取得していました。半世紀以上を経て計画がようやく形になりつつあります。