栃木のスーパーバイパス「鬼怒テクノ通り」さらに進化 国道408号BP 暫定区間が4車線に
この区間は最高60km/hです。
80km/h一般道「鬼怒テクノ通り」完成形へ近づく
栃木県は2023年2月2日、国道408号「真岡南バイパス」について、暫定2車線区間の一部を9日15時頃より4車線供用すると発表しました。
真岡南バイパスの4車線化される区間(画像:栃木県)。
真岡南バイパスは2021年に開通。宇都宮市東部と真岡市を南北に結ぶ「鬼怒テクノ通り」(14.1km)を構成する4つのバイパスのひとつです。鬼怒テクノ通りは青い標識の一般道ながら、自動車専用道とほぼ同等の規格・規制となっており、最高速度は80km/hに設定されています。
4車線化するのは鬼怒テクノ通り全体で見たうちの南端、北関東道との交差部から国道294号との交点までの2.1kmです。引き続きその北側に残る暫定2車線区間1.4kmの4車線化、ならびに県道真岡上三川線との交差点の立体化も進められます。
ちなみに、鬼怒テクノ通りは、国道294号バイパスと408号バイパスなどによる高規格道路「常総・宇都宮東部連絡道路」の一部を構成します。これは、常磐道の谷和原ICから、東北道の矢板ICまでをまっすぐ南北に結ぶ構想です。