数学パズルに挑戦する母親とそれを横目に見る息子(画像は『xivecct75 2022年9月5日付TikTok』のスクリーンショット)

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ユーザーネーム「xivecct75」さんのTikTokアカウントに今月17日、子育て中の母親が数学パズルに挑戦する動画が投稿され話題となっている。動画の母親は大苦戦を強いられ、なんとパズルを解いたのは母親の隣でお絵描きをしていた息子だったのだ。『The Mirror』が伝えた。

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「答えが間違っている足し算『5+5+5=550』に、1本だけ線を引いて等式を完成させよ」―こんな問題がTikTokで紹介され、注目を集めている。

動画ではまず、「5+5+5=550」と書かれた画用紙を前に居間のテーブルに座る母親と、その隣でお絵描きをする小学生と思われる息子A君が映し出され、父親が数学パズルの説明を始める。

カメラは説明を聞き終えた母親が「分かったわ。1本だけ線を描けばいいのね」と確認するのを捉える一方で、父親をちらりと見るA君をキャッチ、映像には「この子を見ていてね!」とキャプションが入る。

そうしてパズルを解き始めた母親は、最初の数字「5」の前後に「1」を加え、「15+5+5=500」や「51+5+5=500」などとしてみるが等式にはならず、その後も「5」に線を描き足し、「6」や「0」にするなど必死に頭を働かせているが答えは出てこない。

一方でA君は苦戦する母親の姿をちらちらと横目で見ているが、黙々とお絵描きを続けている。

それならと母親は、隣の部屋にいたA君の兄を呼んで助けを求めるも大苦戦、その後記号「=(イコール)」に斜め線を入れて、「≠(ノットイコール)」にしてみるが、夫に「それは正しいけど、ノー」と却下され途方に暮れている。

そうして2分が過ぎ、母親が「もうあきらめたわ。答えを教えて」と降参すると、それまで黙って話を聞いていたA君が突然、問題が書かれた画用紙を掴み、最初の計算記号「+」に1本の縦の線を描き、「545+5=550」という見事な等式を完成させた。

A君はその後、画用紙をカメラに見せると何事もなかったように再びお絵描きを開始、これには母親も口をアングリ開けて驚くしかなく、さらにA君が「そんなの簡単だよ」と呟くと、両親の笑い声が部屋中に響き渡った。

なおこの動画は投稿から5日で再生回数が570万回を超えており、「この男の子は私だ。カモーン! 簡単だよ」「これは驚いた!」「この問題を見たことがあるけど、毎回解き方を忘れてしまうんだ」「全く分からなかった」「子供は頭が柔らかい」「あの子はずっと横目で見ながら考えていたのでは?」といった声のほか、「やらせ?」「いや、頭が切れる子なんだろうね」といったコメントまであがり大いに盛り上がったようだ。

ちなみに過去には、難解なイリュージョンとして、コンクリートに埋もれているよう見れる少女の写真が話題となった。

画像は『xivecct75 2022年10月17日付TikTok』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)