(C)Yushi Machida

写真拡大

 16日(土)には2歳世代最初の重賞、函館2歳ステークス(G3・芝1200m)が行われる。クリダームの新馬戦勝ちタイム1分9秒5は、今年の函館新馬戦・芝1200mで最も速く、ラストも流す余裕を見せての完勝だった。

【新馬/函館5R】武豊 クリダームがデビューV!インゼル初陣飾る

武豊「良い動きだった」

 本番へ向けた最終追い切りでも順調に調整された姿を見せ、鞍上の武豊騎手も「良い動きだった」と好感触の様子。前走後、同馬を管理する須貝調教師は「洋芝適正が抜群」と絶賛しているだけに、重賞でも勝ち負けの期待が当然高まる。

 昨年新設されたインゼルサラブレッドクラブ(馬主名義・インゼルレーシング)の記念すべき初出走、初勝利を飾ったクリダームが、重賞初出走で再びメモリアルな勝利を決めてくれる可能性は十分。そして武豊騎手はJRA重賞350勝の節目の勝利がかかる一戦をクリダームで決める。