スペイン代表、日韓W杯で韓国に敗れた当時のスタメン11人
今年末のワールドカップで日本と戦うことになったスペイン代表。
2002年の日韓ワールドカップでは準々決勝で韓国に敗れたが、いくつかの判定が物議を醸した。
後年、監督だったホセ・アントニオ・カマーチョ氏も「副審は買収されていたと思うが、主審も黙認していた。延長戦では選手に指示を与えるなと注意された。フース・ヒディンク監督が韓国選手に話しかけても誰も邪魔をしなかったのに」と不満をぶちまけている。
この試合でのスペイン代表イレブンを振り返ってみよう。
GK:イケル・カシージャス
当時21歳、レアル・マドリー所属
右SB:カルレス・プジョル
当時24歳、バルセロナ所属
CB:フェルナンド・イエロ
当時34歳、レアル・マドリー所属
CB:ミゲル・アンヘル・ナダル
当時35歳、マジョルカ所属
左LB:エンリケ・ロメロ
当時30歳、デポルティーボ・ラコルーニャ所属
MF:イバン・エルゲラ
当時27歳、レアル・マドリー所属
MF:ルベン・バラハ
当時26歳、バレンシア所属
MF:フアン・カルロス・バレロン
当時26歳、デポルティーボ・ラコルーニャ所属
右WG:ホアキン・サンチェス
当時20歳、ベティス所属
左WG:ハビエル・デペドロ
当時28歳、レアル・ソシエダ所属
CF:フェルナンド・モリエンテス
当時26歳、レアル・マドリー所属
途中投入されたのは、ガイスカ・メンディエタ(当時28歳、ラツィオ)、ルイス・エンリケ(当時32歳、バルサ)、チャビ・エルナンデス(当時22歳、バルサ)の3人だった。
なお、当時24歳だったエースFWラウール・ゴンサレスは、最後までベンチで試合を見守った。
決勝トーナメント1回戦のアイルランド戦で鼠蹊部を負傷したためだ。カマーチョ監督は準決勝以降を見越して最後まで起用しなかったが、ラウール本人はリスクを冒してでも韓国戦のピッチに立ちたがっていたという。
ちなみに、当時最年少だったホアキンは40歳になった現在も現役を続けている。