【セレクトセール2022】史上最高257億円超の売り上げを記録!藤田晋氏は今年も爆買い

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 12日、ノーザンホースパークで行われた「セレクトセール2022」の2日目当歳馬セリが終了し236頭が上場された。2日目の売上は128億9250万円で、当歳馬セリ最高を記録、落札率は95.3%だった。最高落札価格はシャンパンエニワンの2022(牡・ドゥラメンテ)3億2000万円でレッドホースが落札。2日間の総売り上げは257億6250万円となり、連日の売り上げ増で昨年からおおよそ32億円増で過去最高の売り上げを記録した。

 当歳セリ終了後、社台ファーム代表の吉田照哉氏は「セールの前は社会情勢の影響を心配していましたが、高額馬だけではなく、幅広い価格帯で全体的に底上げされたような結果になりました。予想を遥かに超えた結果論だったと思います。お客さまの層が厚くなりましたし、売却率も上がりました。海外からの購買者も多かったのですが、日本国内でも競馬に興味を持っている人が増えているのも市場に良い影響を与えてくれたと思います。売却率を考えれば究極のせりと表現できると言って良いのではないか。特に繁殖牝馬に関しては海外のチャンピオン級の牝馬が次々に導入されて、血統レベルも上がっているし、馬を作る、見せるという技術も上がっている。来年はコントレイルの仔が当歳市場に上場されると思うし、楽しみしていてください」と2日間のセリを総括した。

【セレクトセール2022】初日は史上最高128億円超を記録!最高価格は4億5000万円

2日間で257億円超えの売り上げを記録

●主な高額落札馬
No.393
シャンパンエニワンの2022(牡・ドゥラメンテ)
3億2000万円
購買者:レッドホース

No.325
アウェイクの2022(牡・ブリックスアンドモルタル)
3億1000万円
購買者:国本哲秀

No.339
ラルケットの2022(牡・サートゥルナーリア)
3億円
購買者:金子真人ホールディングス(株)

No.367
モシーンの2022(牡・エピファネイア)
3億円
購買者:(株)ヴェル

No.353
シーズアタイガーの2022(めす・エピファネイア)
2億8000万円
購買者::(株)NICKS

No.310
コールバックの2022(牡・ドゥラメンテ)
2億6000万円
購買者:ビクトリーサークル

No.541
ミカリーニョの2022(牡・サートゥルナーリア)
2億2000万円
購買者:(株)ヴェル

No.419
シャンブルドットの2022(牡・フィエールマン)
2億1000万円
購買者:(株)ダノックス

No.386
ミスエーニョの2022(めす・キズナ)
1億8500万円
購買者:国本哲秀

No.322
ベルダムの2022(牡・エピファネイア)
1億7000万円
購買者:里見治

No.350
ヴィアフィレンツェの2022(牡・レイデオロ)
1億7000万円
購買者:里見治

●当歳馬セリ結果(12日)
・上場頭数 236頭
・取引頭数 225頭
・主取り 11頭
・落札率 95.3%
・落札総額 128億9250万円
・最高価格 3億2000万円
・最低価格 1000万円
・1頭平均 5730万円

●1歳馬セリ結果(11日)
・上場頭数 233頭
・取引頭数 222頭
・主取り 11頭
・落札率 95.3%
・落札総額 128億7000万円
・最高価格 4億5000円
・最低価格 800万円
・1頭平均 5797万円

当歳セリでも藤田晋氏は9頭落札

 また、競馬ゲーム「ウマ娘」で知られるサイバーエージェント代表・藤田晋氏は昨日行われた1歳馬セリに続いて、総額10億8200万円、9頭の購入に至った。2日間合わせて計18頭、22億2600万円の爆買いで今年も存在感は抜群だった。

●藤田晋氏、当歳落札馬
No.302 レディイヴァンカの2022(めす・キズナ)1億2000万円

No.332 マニーズオンシャーロットの2022(めす・ロードカナロア)1億6000万円

No.337 スクールミストレスの2022(めす・サトノダイヤモンド)1億500万円

No.348 アットザシーサイドの2022(牡・エピファネイア)1億1000万円

No.357 アトミカオロの2022(めす・ドゥラメンテ)1億1000万円

No.426 ラーゴブルーの2022(めす・エピファネイア)1億3000万円

No.429 トレジャリングの2022(牡・アドマイヤマーズ)1億4500万円

No.464 キャリコの2022(牡・モーリス)1億3000万円

No.485 サンタフェチーフの2022(めす・フィエールマン)7200万円