顧客の現金を着服した疑いでJA呉の元職員の男が逮捕されました。

JA呉・広西支店の元職員 室拓郎容疑者(37)は3月、呉市内の顧客の掛け金1144万7100円を着服した業務上横領の疑いがもたれています。

室容疑者は容疑を認めていて「個人的な借金の返済などの資金にあてるために、競馬などのギャンブルをする費用として使った」と供述しています。

警察は室容疑者が21人の顧客の掛け金など合わせて7500万円を着服したとみて捜査を進めています。

JA呉は、室容疑者を5月12日付で懲戒解雇にしていて「組合員と利用者に深くおわび申し上げ、再発防止に努める」としています。