広島の呉市でも給付金の「誤支給」がありました。

新型コロナウイルスの影響を受けた世帯へ支給する臨時特別給付金を、対象者ではない中国人技能実習生にあやまって支給していました。

呉市によりますと、誤って支給したのは市内に住む中国籍の技能実習生9人。

2月16日に確認書を発送した後に3月にそれぞれの口座に10万円を入金。

ところが5月12日に事業者から「同じ外国籍の従業員で支給されているものとそうでないものがいる」と問い合わせがあり調べたところ、9人は元々課税を免除されていたため支給対象ではないことが発覚しました。

原因は市民税課のデータ入力ミスだったということです。

呉市 担当者「データ入力の際は複数でチェックを行うことを徹底。データ受領課においてデータの取り込みの際に確認を徹底する」

呉市は支給者へ謝罪し返還を求めるとしています。