かつてはアサリの一大産地だった尾道市で、漁獲量を増やそうとアサリ育成用の人工干潟づくりが行われました。

県内でも有数のアサリの産地だった尾道市の「山波(さんば)の州」の近くで行われたのは、アサリ育成用の人工干潟づくりです。

この取り組みはカキの販売などを手掛ける「クニヒロ」が尾道市へ1000万円を寄付したことで実現。

18日はクニヒロの川粼会長や地元の漁協などが協力して人工干潟を囲う板を設置しました。

寄付したクニヒロ 川粼育造会長「地元で消費あるいは観光客そのあとは子どもたちにここで昔のような潮干狩り親子で楽しんでもらえる。そんなことになればうれしい」

7月には尾道市内の海岸から運んだ砂を入れ、アサリの生育環境を整えていくということです。