5月末までに有効期限を迎え廃棄される予定のモデルナ製ワクチンが、広島県全体で約20万9千回分にのぼることがわかりました。

広島県は、各市町で見込んでいた接種人数より、3回目の接種が伸び悩んだことなどが原因としています。

広島市では5月27日に、約6万8千回分が有効期限を迎え、初めて廃棄するということです。

ワクチンの有効期限はファイザー製が1年、モデルナ製は9カ月で、ファイザー製は今のところ県内で廃棄するような余剰はないということです。

広島県では今後は廃棄することのないようより多くの人にワクチン接種を働きかけたいとしています。