子育てをしながら、家事、仕事と大忙しの美容家の神崎恵さん。46歳を過ぎても、輝きは増すばかり。そんな神崎さんに、肌年齢が進む冬におすすめの美容法を教えてもらいました。

冬は老けサインが顕著!保湿ケアにひと工夫を

 

メイクをしても肌のアラが目立ったり、いつものスキンケアにものたりなさを感じたりする冬。神崎さんがおすすめするケアとは?

「クレンジングや洗顔料は洗浄力がマイルドなもの、クリームは保湿力が高いものに変えます。ときどき角質ケアをプラスすると化粧水が浸透しやすい肌になれますよ。そして、なにより大切なのは、汚れを“脱ぐ”、うるおいを“与え”て“守る”ケアを毎日続けることです」

このルーティンが最大の強み!「私自身、年齢を重ねて肌は乾燥しやすくなり、以前とは違うトラブルが目立ちやすくなりました。ましてや冬は肌年齢が進む時季だからこそ毎日の積み重ねが大事。大変そうに見えますが慣れれば3分ででき、肌も見違えますよ」

●慣れれば3分のスペシャルルーティン

穏やかに汚れを落としたら、化粧水や美容液でうるおいを与えて、クリームで守りましょう。「保湿アイテムは、肌の上で泳がせないように手で押さえて浸透させて。みずみずしい肌をキープできるようになりますよ」

クレンジング(夜だけ)

洗顔(取りすぎないよう注意)

プレ美容液(乾燥時のスペシャルケア)

化粧水(肌の奥がひんやりするまで入れ込んで)

美容液

クリーム(ツヤ&ボリュームアップの欠かせないアイテム)

パーツケア(目と口元を重点的にケア)

日やけ止め(朝だけ)

 

●Q:スキンケア時間の確保が難しい!どうしてますか?

A:ながら美容なら忙しくてもできる

ケアの方法は何パターンか用意し、ながら美容で時間を確保。「時間がないときは保湿クリームをマスクのように厚めに塗るだけでもOK。ベッドサイドに用意しておくと、寝る直前でも寝転びながらケアできてラク」

うるおいを与え、肌荒れを防ぐ薬用クリーム。デリケート肌もなめらかに。

・dプログラムスキンリペアクリーム〈医薬部外品〉45g\3960(資生堂インターナショナル)

●Q:美容のモチベーションが続く方法が知りたい!

A:まず鏡を見ましょう。よくも悪くもなにかしたくなってくるはず

 

「簡単でも効果的なのが鏡を見ること。自分を見て肌が乾いているな…と思ったらケアをする気になるし、逆に調子がよければケアのモチベーションが上がるはず」自分が映るビデオ通話も肌を観察する機会に。

●Q:バタバタしがちなお風呂上がり。まず、なにをしますか?

A:プレ美容液とボディクリームをサッと塗ります

子どもと入浴する人は、自分のケアはあと回しになりがち。「パッと保湿できるアイテムを脱衣所に準備しておきます。顔にはプレ美容液、ボディはふくときに少し水気を残して、ボディクリームをなじませます」

●Q:クレンジングは帰宅後?お風呂で?タイミングを教えて

A:お風呂のタイミングでOK。より肌をキレイにしたいなら帰宅時に

「早く肌を洗いたい&保湿をしたいなら、帰宅後すぐにクレンジングを。そうでなければお風呂のときで問題なし」洗浄力が高いものはうるおいを奪うことも。とくに冬はできるだけマイルドなものを選んで。

なにかと忙しい毎日、ついついスキンケアがおざなりになってしまう…という人も多いのでは? 美肌は日々の積み重ねが大事! ポイントを抑えた時短ケアで冬でもきれいな素肌を手に入れましょう。