14日間マネするだけの“捨てジュール”。家じゅうがすっきり片づく!<前編>
インスタグラムで大人気の整理収納アドバイザー・Fujinaoさんが、捨てるためのスケジュールを提案してくれました。2週間で家の中がすっきりして気持ちを晴らして、心地よい暮らしを手に入れましょう!
インスタグラマー・Fujinaoさんが指南!“捨てジュール”14DAYS
14日間のチャレンジをする前に、まずは捨てるルールを学びましょう。基本をしっかり抑えておけば、捨てジュールもさくさく進むはず!
●Fujinaoさんの“捨てルール”
Rule1:大きな収納から始めて捨て慣れる&スペースを確保
クローゼットや納戸など、大きな収納スペースからスタート。使わずに忘れていたものなどは処分しやすく、捨てることに慣れて弾みがつきます。また、大きなスペースがあくのでそのあとの片づけがはかどるメリットも!
Rule2:ぎゅうぎゅうにつめず3割の余裕をもたせる
収納場所にものをぎゅうぎゅうにつめ込むとシワになったり、形が崩れたりしがち。また、出す、戻すにも手間がかかり、散らかってリバウンドする原因にもなります。3割程度の余裕があれば、日々の片づけがグンとスムーズに。
Rule3:捨て作業の鉄則は「出す、分ける、収める」
まずは収納の中のものを全部出し、入っているものを目で確認。「使う」「手放す」を分けて残すものを決めます。使う、つまり残すと決めたものはジャンルごとに分け、取り出しやすく戻しやすいよう定位置を決めて収めればOK。
Rule4:時間がかかる作業日は事前に夕飯を用意
納戸など大きな場所は数日に分けてもよいのですが、可能なら一気に片づけるとすっきり。そんな日は、温めるだけで食べられるカレーやテイクアウトなどを利用し、事前に夕食の用意をしておくと中断せず集中でき、達成感を味わえるはず。
●Day0(始める前に):理想の暮らしを考えて家族に「片づけ宣言」をする
スタート前に、「家事がラクになる家」「子どもがのびのび遊べる家」など、どんな家にしたいのか想像して家族に宣言。理想に近づくためにはなにが必要でなにが不要なのか判断しやすくなり、家族の協力も得やすくなります。
●Day1:自分で判断しやすいクローゼットからスタート!
場所/クローゼット(おもに洋服)
時間/1時間くらい
家族に相談せずに自分で要・不要を判断しやすく、大きなスペースでもあるクローゼットから開始! “高かったから”などの理由ではなく、今着たい服だけを残し、ハンガーの個数などを決めるとリバウンドを防げます。
<コレは即捨て!>
・着てみて、なにか違うと感じた服
・知人に見られたくない服
・1シーズンで1度も手が伸びなかった服
●Day2:バッグの傷みは持ち手をチェック。ワンアクションで取り出せる量に
場所/クローゼット(おもにバッグ)
時間/30分くらい
収納方法がいいかげんで変形したバッグは、大切にできていない証拠。角の擦り切れや持ち手の黒ずみもチェックしましょう。今すぐメンテナンスする気力の湧かないものは捨てどきと考え、出し入れしやすい量に抑えて。
<コレは即捨て!>
・角がスレて白くなっているもの
・保管しているうちに変形したもの
・手入れをせずに放ったままのもの
まずは片づけやすいところから早速スタート! 14日間続けるためにも、最初から飛ばしすぎず、コツコツと進めていきましょう。