機内、どんな風になっているのでしょうか…!

3月5日、6日に実施

 ANA(全日空)が2022年2月2日(水)より、現在整備訓練専用機として使用されているボーイング737-500(機番:JA301K)を活用したツアーの販売を始めます。同機を特集したツアーは初めてといいます(機体工場見学時に駐機しているケースはあり)。


ANAの737-500整備訓練専用機(乗りものニュース編集部撮影)。

 ANAグループのボーイング737-500は1995(平成7)年に当時のANK(エアーニッポン。2012年にANAと合併)で導入され、2020年まで運航されました。短いことから太く見えるその胴体などから「スーパードルフィン」の愛称を持ち、エンジンの側面にイルカのロゴが描かれているのがトレードマークでした。今回スポットがあたるJA301Kは2018年に退役。その後航空機の整備作業の品質向上のため、同年より整備訓練専用機として活用されています。

 ツアーは3月5日(土)と6日(日)の2日間実施。各日で異なる2タイプの内容が用意されます。

 5日のツアーは整備訓練専用機を、間近で参加者のカメラで撮影することができる特別企画。撮影時間は60分で、機体まわりに撮影エリアを数か所に分け、各エリアをローテーションしていくことで、より多くの角度から魅力的な写真を撮影できるといいます。3部制となり、参加費用は1万5800円です。

 6日のツアーはANAグループのスタッフ(パイロット・客室乗務員・整備士・グランドハンドリング・グランドスタッフ)による航空教室を実施したのち、普段は立ち入りできない整備訓練専用機のコクピットや機内外を、パイロットや客室乗務員による案内のもと見学します。2部制となり、参加費用は2名1組で3万5000円です。