冬デートに最高!星付きフレンチによるおでんコースが満足感大!
冬のデートは、ふたりでしっぽりと温まりたいもの。
そんなときには肩肘張らずに楽しめる和食店で、絶品おでんコースはいかがだろうか。
ビストロに誘う感覚でデートが叶う、艶やかな一軒をご紹介しよう。
◆
※まん延防止等重点措置期間中につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
大衆的なおでんをフレンチ仕立てで、というサプライズ!
落ち着いた空気が流れる、日本橋・三越前界隈。そのエリアに昨年6月に誕生したばかりのおでん専門店『平ちゃん』は、なんと星付きフレンチ『ラぺ』が手掛ける“おでんコース”が楽しめると、大人たちの間で話題となっている。
おでんの大根と千葉の房総オリヴィアポークを包んだ春巻きで、豚は塩麹でマリネしてあり、肉質がきめ細かくジューシーだ。
カウンターフレンチのような空気にワクワクする
驚きの“おでんコース”を楽しめる店は、空間も他と一線を画す。
小さな行燈を頼りに地下へ続く階段を降りると、そこはカウンターフレンチのようなお洒落な空間。
棚にはワイングラスが並ぶが、厨房から漂うのは出汁の香りである。
料理はコースのみで、例えば序盤にくるのは「おでんサラダ」。
パルメザンチーズや赤ワインビネガーが巧妙に使われつつも、具材はおでんの玉子という構成だ。
「おでんの盛り合わせ」も繊細な仕上がり。
つみれは通常と似た見た目だが、食べれば繊細な舌ざわりで、フレンチのクネル(魚のすり身料理)を思い出させる。
「牛すじ串」は、このひと皿のためだけに異なる出汁をひくこだわりよう。
とろりとしたコラーゲンの食感と、甘めの出汁がクセになる。
土鍋ごはんも、この店ではひと味違う!
白子入りの鮭の土鍋ごはんは、感動の美味しさ!
〆は絶品土鍋ご飯で。
おでんの出汁で炊き上げたご飯に、バター醤油でムニエルにした秋鮭と鮭の白子、自家製の塩いくらをオン。
何層にも重なる深い美味しさに、きっと二人で目を見合わせて感動を分かち合えるはずだ!
最後までジャンルレスな料理を堪能できるのだ。コースは10,890円。
〆のデザートまで、サプライズ満載!
そしてデザートはクレームダンジュやベリーのピュレが入ったいちごのパフェ。
本格的ながら季節毎に代わるので、楽しみが増えて嬉しい。
フレンチシェフが手掛けるからこそのクオリティ
そんなおでんとフレンチのハイブリッドとなる店を作ったのは、ミシュランの一ツ星を6年連続で獲るフレンチ『ラペ』の松本一平シェフ。
和歌山のおでん屋の息子として生まれた松本さんが、新年のみ開催していたイベント「おでん屋平ちゃん」があまりに好評で、今年6月に実店舗が誕生した。
「『ラペ』も行こうね」と決め台詞を言えるのも強い。
本来素朴なおでんに都会の洗練さをかぶせた同店は、ズルいデートの代表格だ。