「ローパス」の見応え半端ないって!

21年4月29日以来

 ストラトローンチ・システムズ社の公式Twitterは現地時間2022年1月16日(日)、同社の手掛ける世界最大級の飛行機「ストラトローンチ(Stratolaunch。モデル351 ロック)」が、3度目となるテストフライトを実施、無事に着陸したと投稿しました。同機のフライトは2021年4月29日以来となります。


世界最大級の飛行機「モデル351 ストラトローンチ」(画像:Stratolaunch公式Twitter)。

 ストラトローンチは、「空飛ぶロケット発射台」として開発された飛行機で、初飛行は2019年4月でした。この機は、いわゆる1つの機体に2つの胴体がついた「双胴機」のスタイルをもちます。これは、胴体のあいだのスペースに、ロケットなどを搭載するためです。全長は約73m、全幅は飛行機としては世界最大となる約117m。エンジンは6基搭載しており、大きさ、その形とともに唯一無二の飛行機となっています。

 今回のテストフライトは、同機の拠点である米・カリフォルニア州のモハーヴェ空港発着で約4時間半行わました。テストでは、左中央主脚の動作確認や機体の性能や、ハンドリング特性の評価が実施されたとのこと。この一環として、フライト終盤には滑走路上空を低空で通過する「ローパス」が実施されています。

【映像】まさに怪鳥!ド迫力の「ストラトローンチ」のローパス(20秒)