純烈、紅白リハでマジックハンドと除菌スプレーを手に客席回る「使うたび除菌しなきゃ」と苦笑い
写真・NHK
12月28日、『第72回NHK紅白歌合戦』のリハーサルが、東京国際フォーラムでおこなわれ、4人組歌謡コーラスグループ・純烈が取材に応じた。
4年連続で紅白に出場し、もはや “常連” となりつつある純烈。リーダーの酒井一圭は「コロナ禍でも今年は200ステージほど、たくさんいろんなところで歌わせていただいた。ファンのみなさんの熱い応援のおかげで、紅白の大舞台に立てます。思い切って、純烈らしく、楽しく明るい歌唱になれば」と意気込んだ。
いまだ紅白の舞台には慣れないという。酒井は「1回目はドキドキで、2回目はメンバーが減って(笑)、奇跡的に出られました。3回目は無観客で、4回目は東京国際フォーラムで、毎回違う場所」と振り返った。
純烈といえば、舞台から客席まで降りて、観客と熱い交流を交わすスタイルが人気だ。今年の紅白では、『君がそばにいるから』を歌いながら、メンバーがマジックハンドと除菌スプレーを携え、観客と交流をはかる演出がおこなわれる。
酒井は「NHKさんの演出が、『純烈といえばやっぱり客席』ということで、マジックハンドを使うことになりました。名付けて “純烈マジックコミュニケーション”」と語る。
年明けからのコンサートにも使えるアイデアだが、「使うたび除菌しなきゃいけない」と苦笑いしていた。
コロナ禍では「挑戦の毎日だった」として、今年を表す漢字は「挑」を選んだ。
「コロナのなか、最初のロックダウンのときから、徐々に(コンサートを)始めさせていただいて。2月の新幹線は、僕らぐらいしか乗っていなかったんです。でも、だんだんみんなの努力が実って、11月には修学旅行生たちと一緒に乗れた」としみじみ。
最後は、「国民のみなさんの頑張りを労う気持ちで。みんな今年、精一杯頑張ったよな! という思いも込めて歌いたい」と宣言した。