高度専門病院 最新機器を国内初導入 JR宇都宮駅東口整備事業
JR宇都宮駅東口の整備事業の第一弾として脳や神経の病気に対応する高度専門病院が12月1日から開業するのを前に29日、関係者向けの内覧会が行われました。
宇都宮市が官民一体で開発を進めているJR宇都宮駅東口の整備事業で、先陣を切って開業するのは宇都宮脊髄センター・シンフォニー病院です。
内覧会には福田富一知事や佐藤栄一宇都宮市長など関係者およそ50人が参加しました。
シンフォニー病院は脳卒中や脳神経の疾患に対応する高度専門病院で、日本で初めて導入される「ZAP・X(ザップ・エックス)」と呼ばれる脳腫瘍などを頭を開かずに診察・処置できる最先端の放射線医療機器を備えています。
また、県民が罹ることが多く課題となっている脳卒中と急性心筋梗塞に対応するため、2013年度の県の病床再編で配分された100床を配置します。
それぞれの分野の専門医を確保し、病地上7階建て地下一階の病棟は将来的に2階を駅直結にし、都市機能と県内医療の向上を目指します。