さまざまな分野で功績のあった人に贈られる秋の叙勲と褒章の伝達式が29日、栃木県公館で行われました。

今年の秋の叙勲と褒章は栃木県関係では合わせて78人が受章しました。

伝達式にはそのうち17人が出席し、一人一人に表彰状が手渡されました。

小山市の元市長大久保寿夫さん(73)は地方自治功労で旭日中綬章を受章しました。

大久保さんは2000年に農林水産省職員から小山市長に初当選。「市役所は市内最大のサービス機関」という考えのもと5期20年にわたり市政の舵取り役を担いました。

また、壬生町の長澤弘子さん(61)は特別養護老人ホームで30年にわたり看護職員として働き、瑞宝双光章を受章しました。現在も看護主任を務めています。