栃木県では自転車を使った観光を盛り上げようとモデルルートづくりに取り組んでいます。

29日は益子町で町内を自転車で走りルート上にある観光資源を確認する試走会が行われました。

県では観光客の滞在時間を延ばし宿泊客の増加につなげようと、昨年度から県内を4つのエリアに分けて自転車を使った観光のモデルルートづくりを進めています。

今年度は県東と県南エリアが対象で、県東エリアの益子町で試走会が行われました。

県や町の職員と自転車をテーマにしたラジオ番組を担当するパーソナリティーの棚橋麻衣さんが益子町役場を出発。

はじめに真岡鉄道の益子駅にある観光案内所に立ち寄り、職員から自転車を使った観光の取り組み状況を聞きました。

続いて一行は益子焼を扱う店が立ち並ぶメイン通りの城内坂に向かいます。

坂の途中にあるカフェで自転車で来る観光客が立ち寄りやすいかを確認したり、サイクリストが増えているかを店の代表にインタビューしたりしました。

県は今後、試走会の結果を事業の推進協議会のウェブサイトに掲載し、今年度中に県東と県南エリアのサイクルルートを公表する予定です。