とちぎのコメのおいしさを伝えて消費拡大につなげようと、JA全農とちぎが28日に未来のスポーツ界を担う小中学生アスリートにパックごはんを贈りました。

JA全農とちぎが贈呈したのは栃木県産のコシヒカリのパックご飯4万8千パックです。

将来、国内外で活躍するアスリートを育成する県の「未来アスリート」に選ばれている児童や生徒のほか来年、県内で開催される「いちご一会とちぎ国体」の候補生に贈られます。

28日は宇都宮市西川田のとちぎスポーツ医科学センターで行われた未来アスリートの測定会の参加者およそ130人にパックご飯をプレゼントしました。

JA全農とちぎによりますと国産の主食用のコメの需要は少子高齢化やライフスタイルの変化のためか全国で年間10万トンも減っています。

加えて、コロナ禍でインバウンドや飲食店での需要も減っているといいます。 そうした中、この取り組みで若い選手たちに県産米のおいしさを知ってもらい、消費拡大につなげようとしています。

パックご飯を受け取った選手たちは、とちぎのコメをエネルギーに変えてこれからの活躍につなげようと意気込んでいました。