新型コロナウイルスの感染対策で、これまでオンラインで開かれていた全国知事会議が東京都内で26日、2年ぶりに対面形式で行われました。

全国知事会議は、26日午後東京都千代田区の都道府県会館で開かれ、全国の知事などが2019年11月以来2年ぶりに一堂に会しました。

会議ではアフターコロナにおける地方の経済再生についてや2025年の大阪・関西万博を知事会として応援していくことなどについて話し合われました。

この中で栃木県の福田富一知事は全国の知事に対して来年、2022年に開かれるいちご一会とちぎ国体と障がい者スポーツ大会は、感染対策などの準備を万全にして開催するとPRしました。

また、このあと行われた政府主催の全国知事会議で岸田総理大臣は新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種や無料PCR検査の実施に関し知事会に協力を要請しました。

全国知事会の会長を務める鳥取県の平井知事は、岸田総理との意見交換で新型コロナ対策強化などを盛り込んだ今年度補正予算案に関し「しっかり受け止め協力を惜しまない」と述べました。