AIで運動指導をサポート ベンチャー企業が実証事業
宇都宮市は地域活性化に向けて事業の拡大などに取り組むベンチャー企業のサポートを行っています。
25日は「運動を指導するアプリ」を開発したベンチャー企業とサッカーJ2の栃木SCが連携した実証事業が宇都宮市内で行われました。
実証事業は栃木市出身の郄久侑也さんが3年前に創業した「スポーティップ」が開発した「動作の解析ができるAIアプリ」を活用し、栃木SCが開催する「いきいき健康サッカー教室」に参加した宇都宮市内の高齢者や選手の姿勢を分析しました。
参加者が立った状態で正面と側面を撮影しAIアプリを使ってひざの曲がりや腰のそり具合、猫背などの状態が表示します。
すると、姿勢を改善しなかった場合に想定されるひざのへの負担や痛みなどの症状が予測されます。
その上で、予測に沿ったトレーニングプランが動画で紹介されるため、自分が改善すべき点や改善方法がすぐ分かります。
スポーティップによりますと、AIアプリは姿勢だけでなく歩行やジャンプなどの動作分析も可能で、今後はAIを活用したトレーニングジムを作っていきたいとしています。