ご当地の食材を使ったおにぎりを医療従事者に届ける活動をしているシェフたちが22日、さくら市の病院を訪れ、栃木県の素材をふんだんに使ったおにぎりを贈りました。

おにぎりを届けたのはシェフの成澤由浩さんと浜田寿人さんです。

2人は全国の酒蔵を回りながら、その土地の水とコメ、特産品を使ったおにぎりを医療従事者に届ける活動をしていて、22日はさくら市にあるせんきんのサポートのもと2種類のおにぎりを作り、市内の氏家病院に150セットを届けました。

成澤さんはおととしのG20大阪サミットで各国の首脳にふるまわれた料理を担当し、浜田さんはことしの世界のシェフのトップ100に選ばれていて2人とも一流の料理人です。

おにぎりの材料にはコメにとちぎの星、具材にヤシオマスやかんぴょう、餃子など県民になじみのある食材を使っていて、日本を代表する料理を通じて食の魅力を世界に発信するのも狙いです。

氏家病院の松村茂院長は「飲食店も医療機関も大変な時期ですがお互い乗り越えていきましょう」と感謝を述べました。