ゴルフ初心者必見!三浦桃香プロがドライバーショットからラウンド時の心構えまで、さまざまなお悩みに回答!ゴルフの上達と続けるための8つのポイント!

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今年、日本女子プロゴルフツアーからの撤退を決意し、現在はゴルフの普及やティーチングプロの資格取得にも意欲的な三浦桃香プロ。

三浦プロによる初心者女性ゴルファーへのゴルフ相談会イベントをCLUB DESCENTE会員限定で募集。ドライビングレンジ東新宿にて三浦プロが16名の参加者にマンツーマンアドバイスを実施しました。

ここでは、イベントで三浦プロが行ったマンツーマンレッスンの内容と上達へのポイントをご紹介します。

※本イベントは新型コロナウイルス対策として三浦プロのほか、一般参加者、スタッフ全員が事前に抗原検査を行った結果、全員が陰性であることを確認し、消毒の徹底とマスク着用を行い、実施しました。

三浦桃香プロ着用ウェア
ハイブリッドニットブルゾン:19,800円(税込)
ゼブラ柄ボンディングスカート:16,500円(税込)

教えて三浦桃香プロ!参加者ゴルファーの悩みを解決!“桃香流”アドバイス

ドライバー編:「上半身の起き上がりに気を付ける!」

Q:ドライバーショットのときに球が右や左に出て安定しません。

A:ドライバーが安定しない人は、インパクトのときに上半身が起き上がってしまっている場合が多いです。そうなるとフェースが開いてスライスが出たり、右にプッシュアウトします。方向性も悪く飛距離も出ません。

これを修正するには前傾姿勢をキープすることが大事です。そのためにはアドレスで腹筋を締める意識を持ちましょう。そのためのドリルですが、足を閉じて腹筋に力を入れた状態で打ってみましょう。お腹にしっかりと力が入っていることが分かると思います。

このイメージで実際に打つと上半身が起き上がらずに打てるので球筋も安定します。

「テイクバックは低く、長く、遠くに引く」

Q:ドライバーの飛距離を伸ばしたいです。

A:飛距離を出したいと思うのは女性ゴルファーにも多いですし、その人によって修正部分はさまざまですが、アマチュアの方のなかには、テイクバックでひょいとクラブを上げてしまう人がいます。

それだと上半身の回転とトップの位置が浅くなり体も傾いてしまいます。これを低く長く、クラブヘッドをより遠くに持っていくイメージでクラブを上げることで、大きなトップを作ることができます。

このとき、顎の下に左肩を入れる感じで体をしっかりと捻転させることもイメージしてください。そうすればしっかりとした捻転が作られ、飛距離が伸びますよ。

フェアウェイウッド編:「ソールが地面に着くようにアドレスをする」

Q:フェアウェイウッドがダフったりトップしたりして安定した当たりが出ません。

A:フェアウェイウッドがうまく打てない人の傾向としては、アドレスのときにフェアウェイウッドのヘッドの先が少し浮いた状態で構えている人がいます。

浮いていると何が起きるかというと、理想的なインサイドインのスイング動作をしたときにフェースが開いた状態になり、右にプッシュします。アドレスのときにソールが地面に着くように意識してあげれば、ミスが減ります。

「グリップエンドから指2本分短く握る」

Q:ウッドがうまく打てず、必ず右にプッシュします。気持ち良くインパクトさせたいです。

A:女性がフェアウェイウッドを打つときに気を付けたいのが、グリップを握る位置です。グリップエンドギリギリまで長く握っている人をよく見かけます。

長くクラブを持つとトップまで上げたときに、ヘッドが落ちてしまいスイングが安定せず、ミスショットが出ます。特にクラブが長いと女性の場合は力がないので、支えづらいと思います。

それを防ぐためにグリップエンドから指2本分くらい短く握ってみましょう。それだけでクラブを支えやすくなり、スイングがグッと安定します。