視聴者の胸を打った北香那の熱演 (2018年撮影)

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 綾野剛が主演を務める連続ドラマ「アバランチ」(月曜22時〜カンテレ・フジテレビ系)。第1部完結となる第5話が15日に放送され、ゲスト出演した北香那(きた・かな)の演技が「上手すぎる」と絶賛する声が上がった。

 「アバランチ」は、主人公の羽生誠一(綾野)を始めとしたアウトロー集団・アバランチ(Avalanche=雪崩)と国家権力を我がものにしようとする巨悪との戦いを描くドラマ。綾野主演の映画『ヤクザと家族 The Family』などの藤井道人監督がチーフ監督として参加し、木村佳乃、福士蒼汰、千葉雄大、高橋メアリージュン、田中要次、山中崇、渡部篤郎らが共演している。

 第5話は、羽生(綾野)や山守(木村)の過去とアバランチ誕生の秘密を描いた“エピソードゼロ”で、第1話に続いて藤井監督が手掛けた回となる。羽生が警察を辞めるに至った経緯の詳細などが明かされ、北は、羽生が働き始めた小さな町工場の娘・あかりを熱演。正義の力を信じて不正に立ち向かう健気さが観る者の心を打った。

 羽生(綾野)にとってキーパーソンとなるあかりを力いっぱい演じた北。視聴者にもその熱は伝わり、「演技上手すぎ」「度肝抜かれた」「ファンになった」などとSNSで絶賛された。北は1997年8月23日生まれ、東京都出身の24歳。2010年にミュージカル「赤毛のアン〜アンからの手紙」のアン役で舞台デビューを果たし、ドラマ&映画『バイプレイヤーズ』シリーズでは中国人のジャスミン役で親しまれている。(清水一)