正解は5年後くらい!2021年プロ野球ドラフト会議も、たくさんの若き才能をお迎えすることができて全球団満点ドラフトとなった件。
カイジの坂崎は最高。 pic.twitter.com/NI7Iq0j3v3
- すけさん (@staygold1957) September 9, 2021
【#ドラフト】#西武「#飯田常務」がトレンド入り!4球団競合の末、#隅田知一郎 くじ引き当てる https://t.co/ohn1xl3iFY
- 日刊スポーツ野球取材基地 (@nikkan_yakyuude) October 11, 2021
1位指名で最速152キロ右腕の高校生・小園健太さんを引き当てたことで、100点未満はなくなった。高校⇒大学⇒高校⇒大学⇒高校⇒大学というリズム感も絶妙で、投手を中心に各ポジションを幅広く指名する充実のドラフトに。番長肝入り?の「三浦銀二」さんは横浜「銀」蠅的なイメージでの売り込みのため、なるべく早期に髪型をリーゼントにさせてほしい(全強制的に)。
昨年は髪型ダルビッシュこと伊藤大海さんを獲得し「ダルビッシュコレクター」としての評価を不動のものにしたドラフト大好き球団は、今年も新たなダルビッシュを指名。天理のダルビッシュこと達孝太さんは「ダルビッシュ、マックス・シャーザー、トレバー・バウアーを3で割った投手が理想」「大谷さんはすごいのはすごいけど迫力はない」「目標はメジャーリーグで活躍すること」と言い放ったらしく、早速ダルビッシュぶりを発揮している模様。中学校の卒業文集時点で将来は「5年100億円の大型契約」をイメージするなど、とにかくスケールが大きい。「日ハムが好きそうな選手」という意味で納得感しかない完璧な指名となった。
【#ドラフト会議2021】日本ハム1位・ #達孝太 はダルに心酔 「大谷さんはすごいのはすごいけど」 https://t.co/3nT7pyekD7
- 東スポ (@tospo_prores) October 11, 2021
場内と世間を騒然とさせたブライト健太さんの1位指名に始まり、6人指名・ウチ5人が野手・育成ナシという大胆な指名には「もはや球団運営を諦めたか?」「諦めてないけど金がないのか?」という疑いも浮上してくるが、これも何らかの与田イズム(悪い意味で)なのだろうか。まぁ確かに、今の中日球団に足りないやる気・元気・岩鬼を感じさせてくれるのはブライト健太さんかもしれない。ゴルフ並みのアッパースイングで豪快にかっ飛ばす姿は、かつてのリナレスを彷彿とさせ、中日感は存分にある。
中日からドラフト1位指名され、チームメイトの前で #プロレスLOVE ポーズを披露するノリノリの #ブライト健太 外野手#dragons#中日ドラゴンズ#上武大学#武藤敬司 pic.twitter.com/ZpJnZN3Ve7
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1位で4球団競合の隅田知一郎さんを当て、2位でやはり有力大学左腕の佐藤隼輔さんを獲得。注目の左を2枚獲得できたことは100点を超えて200点ドラフトと言ってもいい。ただ、例年であれば「器の大きさだけで獲ってみたロマン枠」や「ポジティブボディ枠」、「沖縄群馬枠」など趣味枠が入ってくるべきところが、それらしき指名が見当たらないあたりには、じょじょに身売りの準備が進んでいるのではないかと底冷えする不安も。
1位指名はハズレハズレで黒原拓未さんの交渉権を獲得。「采配も弱い、育成も弱い、クジも弱い」と広島界隈からは佐々岡監督の評判がすごぶる悪いが、きっと遠大なる計画があるのだろう。3位以降の指名では「トヨタ自動車」「愛工大名電高」「Honda鈴鹿」「岐阜商高」と中部地方を狙い撃ちする指名がつづいている点と、中日が6人しか指名しなかった窮状を鑑みるに、「まず中日を確実に沈める」というのが直近の方針か。ちなみに、他国の首相が日々どんなツイートしているのかは正直知らないが、日本の首相はドラフト見てカープのツイートをしてた。カープ国民の鑑。
ようこそ黒原拓未投手!
- 岸田文雄 (@kishida230) October 11, 2021
今、広島カープは左腕投手が充実しつつあります。
黒原投手には即戦力として、カープ投手王国の一翼を担っていただければと大きく期待を寄せております。
がんばれカープ! https://t.co/RG613cPtX9
「金に物を言わせた暴力」とはこのこと。本番指名が5人、そして育成指名が14人。「え!?これから野球部を作る必要がある漫画か何かですか?」みたいな指名数には、ソフバンの来季の凄まじい反撃というものが予感させられる。今季は優勝できるかもしれないオリックスだが、「ひとりやふたり壊れたくらいでガタガタ言うな」「足りなければ、育てればいい」「代わりはいくらでもいるんだよ」とうそぶくソフバンとの壊し合いとなれば、来季以降は分が悪いか。「まだ4軍は作らない」方針だそうだが、そのために「3軍が満杯で出場機会が乏しい」ことになっているとかいうムチャクチャな話も。漫画「MAJOR」で見た夢島と同じシステムだ。もしかしてミクシィより先にLINEモバイルが西武を買いに来たりして、事実上の4軍化とする可能性もあるのだろうか。厳密に言うとソフトバンクとLINEMOは別会社らしいし(だから、ソフバンからLINEMOに移動するとソフバンの料金は1ヶ月分まるまる取られる/やり口が汚い)。またここから千賀とかが出てくるのだろうと思うと、気が遠くなる。
https://t.co/igksDC4GlR pic.twitter.com/65R8uy56Kr
- 日本野球機構(NPB) (@npb) October 11, 2021
西にソフバンあれば東に巨人あり。こちらも獲りに獲ったり、本番7名+育成10名の17名指名。クジ引きは11連敗となったが、これだけ獲ればひとりくらい当たるんだろう…知らんけど…。いくら何でもひとりくらい当たるんだろう…知らんけど…。
巨人、10選手に戦力外通告 支配下では高卒3年目の松井 https://t.co/9fFHhf6vC1
- MSN Japan (@MSNJapan) October 4, 2021
1位で指名された選手が泣き、2位で指名された選手が泣き、3位で指名された選手が大喜びという幸福感があふれるドラフト。一般のファンからは有名選手への指名ではないことに一抹の不安も広がっているようだが、その点は安心してもらって構わない。「楽天の倉庫」ともっぱらの評判の西武が、今年の目玉・隅田さんを獲ったのだから。そのままの品質で置いておいてもらえれば、あとで美味しくいただきますの余裕ドラフトなのである。
【ドラフト】楽天2位愛知大・安田悠馬 思わず涙 “杜の都のゴジラ”に https://t.co/CSB9OmEC8D
- ふくださん (@fukudasun) October 11, 2021
昨年はサトテル獲得で大成功ドラフトとなった阪神。今年は小園健太さんのクジに敗れるも、ハズレ1位で高校BIG3の一角である森木大智さんをファンの期待に応えて指名。高地出身の高卒1位指名は、あの藤川球児さん以来とのことで早くも「球児2世」の呼び声が。黄色と黒の法被に身を包んだ姿は、すでに立派な猛虎。即戦力から高校生大砲まで幅広く獲得し、2年連続ドラフト成功待ったなし!
ラパンパラしてくれています! 😊https://t.co/kMrTqitTIB
- 極トラ・プレミアム(日刊スポーツ) (@NikkanNaruohama) October 11, 2021
#hanshin #tigers #阪神タイガース #ドラフト2021 #森木大智 #高知
注目の1位は市立和歌山高校で小園健太さんとバッテリーを組んだ松川虎生さんを指名。リーグこそ別れたものの、バッテリーがともに1位でプロ入りという漫画のような展開にファンも胸をときめかせた。指名記者会見では早速記者からロッテのお菓子を持たされ、食いしん坊万歳みたいなショットを撮影。西武方面からも「ウチで欲しい逸材だったなぁ」との声が漏れた。ロッテに入団すると工場に連れていかれて「パイの実は64層もあってすごいと思いました」と言わされるのが恒例だが、不二家のホームパイは700層あり、浜松のうなぎパイは9000層もあるので、64層程度であまり驚かないように。
松川虎生「城島さんのような打てる捕手に」 ロッテが1位指名 | 毎日新聞 https://t.co/cCQfziei3l
- 毎日新聞和歌山支局 (@mainichi_waka) October 11, 2021
ヤクルトと言えば「ハズレ1位」に縁のある球団だが、今年はハズレ1位のクジで山下輝さんの交渉権を獲得し、期待が高まる。3位には甲子園経験なし、大学時代は怪我と手術で公式戦登板ナシという異色の社会人・柴田大地さんを指名。ドラフト参考動画の投球のなかでも、抜きん出たノビを感じさせる苦労人に対して、競馬界隈からも「柴田大知が野球を始めたらしいぞ」「登場曲はGIのファンファーレにしよう」「変化球の名前はマイネルスプリットとかでどうだ」などのワチャワチャが。
【⚾️ヤクルトに3位指名⚾️】
- THE DIGEST (@THEDIGESTweb) October 11, 2021
もはや隠し球じゃない――ドラフト戦線に突然現れた“無名の155キロ右腕”柴田大地が辿った波瀾万丈すぎる球歴
https://t.co/slceLqhhq3#ヤクルト #ドラフト会議2021
順位が上になったことでドラフトがやりづらくなるという副反応みたいなものを抱えて臨む2021年のオリックス。ファンからは「ウチは12球団並べたときに、大体この位置ってのが決まってるんだけど、今年は場所が違ってて見づらい」「え!?ウチが最初に入札するんじゃないの!?」「オリックスがまだ入場してこないんですが欠席ですか?」などの声も。そんななか球団サイドは落ち着き払ったもので、1位で椋木蓮さんを一本釣りして柿木蓮を抱える日ハムに早速一泡吹かせると、即戦力を中心に手堅い指名。上位球団の風格が漂ってきた。
東北福祉大・椋木蓮はオリックスが交渉権獲得 ドラフト会議 https://t.co/B8uIfLHqeH
- 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) October 11, 2021
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