こんにちは、小川満鈴です。
お金というのは当たり前ですが生きていくために非常に大事なものですよね。 同時に、お金を稼ぐというのはとても大変なことでもあります。
では実際問題、どれくらいの収入があれば安定した生活を送っていけるのでしょうか？

今回は、私のブログ関連で専業主婦の方に取ったアンケート結果を基にお話させていただきます。

もちろん、子供がいるかいないか、親と同居しているかどうか、都会暮らしか田舎暮らしかといった要素が関係するので一概には言えませんが、Suits womanの読者の方には、将来の生活をイメージしたり、結婚後に仕事を続けるかどうか考える際の参考にしていただければ幸いです。

ほとんどの奥様が30万円では「やっていけない」と答えた…

専業主婦で家庭の収入は旦那さんのみという女性約1000名に、月の収入が30万円でやっていけるか？いけないか？アンケートで尋ねました。その結果、8割の女性が「やっていけない」、残りの2割が「やっていける」と回答されました。

まず、30万円では「やっていけない」と回答された方の支出の内訳を一部ご紹介させていただきます。

家庭として出ていくお金の内訳ですが、
○家のローンや家賃で約10万円
○食費で月に5万円程度
○光熱費で3万円程度

この時点ですでに30万円の内、18万円です。そして、

○月々の保険料と携帯代で約5万円
そのほか、衣料に費やすお金や医療費などを月に3万円としますと、すでに30万円のうち26万円を使ってしまっている計算になります。
子どもがいれば、さらに養育費もかかります。

ボーナスがないとさらに悲惨なことに……そして？

前ページではかなりリアルな数字で30万円では厳しいという現実を書かせていただきました。
が、数字を見ていただけるとお分かりになるかと思いますが、「家賃（またはローン）」で月に10万円というのは、ご家庭によっては5万円かそれ以下かもしれませんし、持ち家で家賃はかからないという場合もあるかと思いますので、月に30万の収入があれば半分の15万円は貯金に回せるというご家庭もあるでしょう。

また、これは会社によっては全くないというところも多いですが、「ボーナス」という存在もあります。仮に、給料2か月分のボーナスが年に2回支給されるとすると、

○ボーナス無しの場合の年収は360万円
○ボーナスあり（年2回約2ヶ月分）ですと480万円

つまり、実質、月収は40万円ということになり、かなり余裕が生まれてくる計算になります。

今回、30万円ではやっていけないという奥様たちの回答が8割だったわけですが、残りの2割の「やっていける」と回答した方々の内訳を詳しく見てみますと、田舎で家賃や物価が安かったり、お子様がすでに成人していたり、お子様はいらっしゃらないという方が多いことが分かりました。

逆を言えば、都会で暮らすならば旦那さんの収入が30万だとかなり厳しいということのようです。ただ、それぞれの家庭で必要な金額は大きく異なります。その金額を計算して夫婦でどう稼いで暮らしていくか考えるのが正しいかもしれません。今は共働きの方も増えています。

一応記しておきますが、あくまでも平均だと、30代前半の日本人男性の手取り収入は約27万円と言われています……。

さて、皆様はどのようなご家庭像を描かれているでしょうか。
この記事が節約や将来を考えるきっかけになれば幸いです。

家計をシミュレーションすると生活がイメージしやすいですね。