主演作が初登場1位! - ジェイソン・ステイサム
 - Lintao Zhang / Getty Images

写真拡大

 先週末(5月7日〜5月9日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ジェイソン・ステイサム主演のアクションスリラー映画『ラス・オブ・マン(原題) / Wrath of Man』が興行収入830万9,007ドル(約9億1399万円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)

 『ラス・オブ・マン(原題)』は、ステイサムとガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)、『スナッチ』(2000)、『リボルバー』(2005)に続く4度目のタッグ作。フレンチ・フィルムノワール『ブルー・レクイエム』(2004)をリメイクし、何億ドルもの現金をロサンゼルス周辺で移動させる現金輸送会社で働く、冷たくミステリアスなHという名の男(ステイサム)の姿を追ったアクションスリラーとなっている。

 公開3週目の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、興収305万3,500ドル(約3億3,589万円)でワンランクダウンの2位となった。コロナ禍でありながら世界興収は現在までに4億3,291万8,496ドル(約476億2,103万4,560円)に達する大ヒットで、2020年公開作の世界興収ランキングでは中国映画『ジ・エイト・ハンドレッド(英題) / The Eight Hundred』に次いで2位となっている。ちなみに、2020年公開作の世界興収ランキング3位は『バッドボーイズ フォー・ライフ』、4位は中国映画『愛しの故郷(ふるさと)』、5位は『TENET テネット』だ。

 ビリー・クリスタルが監督・脚本・製作・主演を務めたコメディー『ヒア・トゥデイ(原題) / Here Today』は8位デビューだった。(編集部・市川遥)

5月7日〜5月9日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ラス・オブ・マン(原題) / Wrath of Man』
2(1)『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
3(2)『モータルコンバット』
4(3)『ゴジラvsコング』
5(5)『ラーヤと龍の王国』
6(20)『イン・ザ・アース(原題) / In the Earth』
7(4)『セパレーション(原題) / Separation』
8(初)『ヒア・トゥデイ(原題) / Here Today』
9(6)『Mr.ノーバディ』
10(7)『ザ・アンホーリー(原題) / The Unholy』