「肘打ち被害」冨安健洋のインスタに「謝罪」相次ぐ 「韓国を嫌いにならないで」
2021年3月25日に開催されたサッカー韓国代表との国際親善試合で、韓国選手と接触したDF冨安健洋選手が口を負傷した。富安選手のインスタグラムには、韓国ユーザーからのものとみられる謝罪投稿が相次いでいる。
日本語、英語、ハングルで
問題のプレーがあったのは、25日に日産スタジアムで行われた日韓戦だ。後半23分、0-2で日本がリードしている中、韓国チームが攻め込んだ際にMFイ・ドンジュン選手が手を振り上げ、その肘が冨安選手の顔面にヒット。冨安選手は口を押さえながらピッチに倒れこみ、口から血を流していた。
ボールのないところの競り合いで、韓国メディアも自国選手のラフプレーに厳しい声をあげている。
なお、日本はその後1点を追加し3-0で快勝している。
これを受け、冨安選手のインスタグラムの試合終了時点での最新投稿に韓国語や英語でのメッセージが多く投稿されている。冨安選手の投稿は2020年11月30日のもので、「別件ですが、けいすけさん16年間の現役生活お疲れ様でした」として、現役を引退した岩下敬輔選手へのねぎらいを込めたもので今回の日韓戦とは関係ない。
メッセージは、イ・ドンジュン選手のプレーに対し遺憾の意を示し、冨安選手の怪我を心配するものが多い。ハングルや英語だけでなく、日本語での投稿もある。
「韓国は今回競技もマナーも負けた。韓国人として謝ります。すみません。」
「We apologize for Lee's shameful behavior. So please not to hate Korea too much.(イ選手の恥ずかしい行動を謝罪します。韓国を嫌いにならないでください)」
「あなたに謝罪しようとインスタアカウントを作成しました。私たち韓国選手の非マナー行為を心からお詫び申し上げます。あなたのプレーは素敵でした。今後もあなたを応援します。(ハングル投稿、Google翻訳より)」
冨安選手は試合翌日の26日に試合結果を伝える更新を行い、「肘打ち」にも触れ、「試合中には起こり得ることで、彼が故意的にやった事ではないと信じています。もうすでに謝罪のメッセージも受け取っていますし、大きな問題にならない事を願っています!」と言及していた。