全米プロ、全米女子プロで『距離測定器』の使用許可を発表
9日、全米プロゴルフ協会(PGA・オブ・アメリカ)は、主催する大会の「全米プロゴルフ選手権」、「KPMG全米女子プロゴルフ選手権、「キッチンエイドシニア全米プロゴルフ選手権」での『距離測定器』の使用許可を発表した。これらの機器は男子メジャーの全米プロ(5月20〜23日・キアワ・アイランド・ゴルフリゾート・オーシャンコース)で初お目見えすることになる。
「我々は大会中に機器を使用することでプレーの迅速化に繋がると考えてきた」と同協会の代表を務めるジム・リッチャーソン氏はステートメントでコメントを発表。「現在では選手もキャディもこれらの距離測定器を練習ラウンドで使用している。すでにゴルフルールの一部となっている」とした。
距離測定器を使うことで、キャディが歩測で距離を測る時間を短縮することができるため、プレーが速まると見られる。
ルール4.3a(1)の下、使用できる機器は距離を測定するもので、高低差や風速が加えられたり、他の情報を得るものは使用禁止となる。
距離測定器はすでに多くのプロのあいだで練習ラウンドでは通常に使用されており、一般的なのはレーザー・レンジファインダーでピンまでの距離が測定できるものだ。
USGA(全米ゴルフ協会)は2006年以降、レーザー・レンジファインダーやGPSをカジュアルゴルフでは使用することを許可。また14年以降「全米アマチュア選手権」でも使用が認められているが、現時点ではプロも出場する「全米オープン」などの大会では禁止となっている。(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA.Net>
「我々は大会中に機器を使用することでプレーの迅速化に繋がると考えてきた」と同協会の代表を務めるジム・リッチャーソン氏はステートメントでコメントを発表。「現在では選手もキャディもこれらの距離測定器を練習ラウンドで使用している。すでにゴルフルールの一部となっている」とした。
距離測定器を使うことで、キャディが歩測で距離を測る時間を短縮することができるため、プレーが速まると見られる。
ルール4.3a(1)の下、使用できる機器は距離を測定するもので、高低差や風速が加えられたり、他の情報を得るものは使用禁止となる。
距離測定器はすでに多くのプロのあいだで練習ラウンドでは通常に使用されており、一般的なのはレーザー・レンジファインダーでピンまでの距離が測定できるものだ。
USGA(全米ゴルフ協会)は2006年以降、レーザー・レンジファインダーやGPSをカジュアルゴルフでは使用することを許可。また14年以降「全米アマチュア選手権」でも使用が認められているが、現時点ではプロも出場する「全米オープン」などの大会では禁止となっている。(文・武川玲子=米国在住)
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