納豆は、何回混ぜるとおいしいの? 1000回混ぜて確かめてみた
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2021年1月26日放送の「なぞの細道」のコーナーで、納豆の混ぜる回数とおいしさについて調べていました。
混ぜれば混ぜるほど粘りが出る納豆。何回混ぜると一番おいしいのでしょうか?
あなたは何回混ぜますか?(画像はイメージ)
1000回混ぜてみると...?
番組で、「納豆を何回混ぜる?」というアンケートをとったところ、466人から回答があり、平均29回と言う結果でした。
納豆で一番よく知られる旨味成分は、「グルタミン酸」です。石川県立大学で、何回混ぜた納豆にこのグルタミン酸が一番たくさん含まれているか実験していました。
比較したのは、アンケートの平均だった29回、100回、200回、300回、400回、500回、そしてなんと1000回混ぜた納豆。
300回を超すと、粘りで箸が重くなり、糸も太くなります。1000回だと豆もかけてしまっています。
結果は、1000回混ぜた納豆がグルタミン酸を一番多く含んでいました。
しかし、1000回混ぜた納豆が一番おいしいのかというと、そうではありません。
グルタミン酸が最も多く含まれていたといっても、これは科学的な観点。味覚として感じられるほどの差はついていないそうなんです。
納豆はかき混ぜることで糸が太くなり、空気を含んで舌触りがよくなりますが、これも美味しさに影響します。
成分だけでは測れませんので、やはり各々がお好みの回数をかき混ぜるのが一番ですね。
(ライター:りえ160)