宇都宮財務事務所は去年１０月末から今月中旬までの県内経済情勢を発表しました。

新型コロナウイルスによる厳しい状況を受け判断を下方修正しました。

これは関東財務局が経済指標や企業へのヒアリングを参考にして３カ月ごとに発表しているものです。

去年１０月末から今月中旬までの県内経済情勢は、主要３項目のうち「個人消費」が重視されました。

新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛となり家で過ごすことが多くなったためか白物家電やパソコン関連製品など家電大型専門店の販売額は前の年を上回りました。

宿泊や飲食サービスなどはＧｏＴｏキャンペーンの影響で一時、持ち直しの動きが見られました。

しかしキャンペーンの停止や緊急事態宣言の再発令で宿泊業者からは「キャンセルが相次ぎ厳しい」という声があがり、今月中旬以降は休業する企業が増加したということです。