頭を柔らかくして、次の写真を見てほしい。


まだ何者でもない(写真はゴリ宮さんから)

これは、ツイッターユーザーのゴリ宮さん(@Y_alternatives )が2021年1月23日に投稿した写真だ。

ジャガイモやニンジン、玉ねぎ、豚肉を食べやすいサイズに切り、煮込んでいる状態。調理中の鍋の中なのだが、皆さんはこれが、何の料理になると思うだろうか。

ゴリ宮さんはこの写真とともに、こんな1文を呟いている。

「この次の味付けの仕方によってはカレーにもシチューにもハヤシライスにも肉じゃがにもなれるここの段階のことをワイはイーブイと呼んでいる」

進化した後は

イーブイとは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するキャラクター。

「みずのいし」を与えればシャワーズ、「かみなりのいし」ならサンダース、「ほのおのいし」ならブースターに......というように、条件によって様々な姿に進化する「しんかポケモン」だ。そして、鍋の中に入っている「煮込み」は、カレールウを入れればカレーに、シチューの素を入れればシチューに、しょうゆやめんつゆで味付けすれば肉じゃがになる。

まさに、イーブイのごとき可能性を秘めているというわけだ。

ゴリ宮さんのツイートには、

「関西人ワイ『豚肉ならハヤシ、肉じゃが、カレーの選択肢はなし。牛肉ならクリームシチュー、豚汁の選択肢はなし』」
「ここからコンソメを入れてポトフ、味変でトマト缶、塩コショウ、バジルを入れてトマトポトフ、残りにカレールーを入れてカレーに出来るからイーブイじゃなくてロトムかもしれん」
「この状態のとき、カレーのつもりでいたのに『いや...今ならまだ間に合う。ハヤシの方がよくはないか?決断の時は今だぞ...?』とよく惑っています」

などのリプライが寄せられている。

26日、Jタウンネット編集部がゴリ宮さんにこの命名のきっかけを尋ねたところ、

「なんとなく、直感的に『イーブイだな』と思っただけ」

との答え。

なお、写真の具材は、その後、肉じゃがになったそうだ。ゴリ宮さん自身はカレーも得意らしい。

今回の投稿が大きな反響を呼んだことについて、ゴリ宮さんに感想を聞くと、

「たくさんの方々に共感してもらえて良かったです!やはりポケモンは偉大ですね!」

とのこと。

ちなみに、「(写真の状態の具材を)小分けして使うと便利」という一言が勉強になったそう。

まるでイーブイのように、さまざまな料理へと発展させられる状態。たしかに、小分けで冷凍しておくと、役に立ちそうだ。