出来立てのお好み焼きを届けるのは...「配膳ロボット」 広島のお好み焼き店に導入された「SERVI」への期待
[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2021年1月14日放送分では、広島県廿日市市内のお好み焼き店に料理を運んでくれるロボットが登場したことを取り上げていました。
廿日市市宮島口のお好み焼き店「ちんちくりん」で焼きたてのお好み焼きを運んでいるのは、ロボットの「SERVI(サービー)」です。
お好み焼き届けるサービー(画像はちんちくりんのブログより)
新たな働き手として期待
SERVIには3Dセンサーが搭載されていて、間取りを記憶させておけば、決められた場所に料理を運んだり食事が終わった皿を下げてくれます。進行方向に人が立っていても、避けて進むことができます。
番組が取材した日はSERVIの本格導入を前に動作テストが行なわれていました。
ちんちくりんの村竹真一副社長は、SERVIを導入した目的について
「お客様との接触機会をなるべく少なくするというところが一番大きい」
と説明します。
また、「アルバイトの確保が難しくなっているんで、せっかくアルバイトに来てもらってもすぐに仕事が無いので休んでくださいみたいな繰り返しが続いてる」とも話していました。
SERVIの利用には1カ月10万円程度のレンタル料がかかりますが、約4時間の充電で12時間程度稼働できます。
新型コロナの感染拡大で飲食店は休業や時間短縮を強いられる中、いつでも働ける新たな働き手としても期待されています。
お好み焼き店で使われるのは広島県内では初めてです。
料理を運ぶだけでなく喋るのもすごいですね。
(ライター:momiji)