文字だけでは雰囲気などが伝わりにくい場面で、活躍してくれる「絵文字」。チャットやSNSで毎日使っている人も多いだろう。

そんな絵文字を再現したマーブルチョコが、今、ツイッター上で話題になっている。

それがこちらだ。

ツイッターユーザーで、YouTubeでもお菓子クリエイターとして活動しているまんなたぬきさん(@maaco414)が、2021年1月18日に投稿した。

マーブルチョコに、アイシング(菓子類のデコレーションの一種で、装飾や乾燥を防ぐために施されるもの)で顔が描かれている。


再現度が高い...!(写真は、まんなたぬきさんのツイートから)

泣いていたり、目がハートだったり、青ざめていたり......iPhoneユーザーなら、誰しも見覚えがあるだろう。

リプライ欄では、

「すごーい!センス!!かわいい!クオリティ!!」
「可愛すぎて食べられない...っ!」
「なんでこんなにちっちゃいチョコにそんな器用に書けるんですか...??尊敬でしかないです」
「これ、バカ売れするやつ」
「かわいいw商品化して欲しい」

など、称賛の声が集まっている。

このかわいらしい作品は、どのようにして生まれたのだろうか。

マーブルチョコを眺めていたら...

21日、作者のまんなたぬきさんが、Jタウンネット編集部の取材に応じてくれた。

まんなたぬきさんが、たくさん余ったマーブルチョコを眺めていたところ、スマホでよく使う絵文字の形に見えてきたそう。そして、目や口、表情を描いてみたくなったのだとか。

ほんの少しでも目の大きさや口の位置が違うと表情が変わってしまうため、スマホを見ながら慎重にデコレーションしたとのこと。

「顔文字そのものをできる限り再現するようにしました」との言葉どおり、相当な再現度である。


鬼までいる(写真は、まんなたぬきさんのツイートから)

今回の投稿に大きな反響があったことについて感想を聞いてみると、

「身近なものや見慣れたものも、そのときの気持ちでいろんな物に見えてくるし、いきいきと訴えてくれることもあります。
誰でも食べた事があるマーブルチョコと、誰でも見たことがある顔文字の組み合わせが、意外で多くの方に見ていただけたのかなぁと感じました」

と、教えてくれた。

これから、スマホで絵文字を打つたびにこのマーブルチョコが思い浮かんで、お腹がすいてしまうかもしれない...。

ちなみに、写真のマーブルチョコはまだたくさん余っているそう。新作も期待していいだろうか。