夢のようなホテル


ホテルの室内で運転体験ができる。壁には行先案内板などの展示も(画像:渋谷エクセル東急)。

 渋谷エクセルホテル東急は12月19日(土)から、東急電鉄とのタイアップで、電車の運転を疑似体験できる「トレインシミュレーター」が設置された部屋の宿泊プランを、期間限定で発売しています。

「トレインシミュレータールーム」は、ホテルの室内にモニターと運転台が設置されており、実写の映像を見ながら、東急の運転士の気分を味わえます。運転に用いる「マスコンハンドル」は、2019年に引退した東急8090系電車で実際に使われていたもの。「運転」できるのは東横線、田園都市線、大井町線で、駅到着後に操作の正確性などにより採点も行われます。

 夕食は特別メニューの駅弁風2段重「しぶべん」が提供されます。

 販売期間は2021年3月31日(水)まで。1泊夕食・朝食付きで、料金は1名で35000円(休前日は45000円)、2名で43000円(休前日53000円)です。予約は電話のみでの受付となります。

 宿泊特典として、東急の車両中古部品(車両番号札、型式板、改札鋏)を特別に購入することができます。また毎週土曜日のみ、子供限定で「駅長体験」も可能。制服に着替えたあと、渋谷駅まで「出勤」、東横線ホームで旗振りや出発合図などの体験ができます(※駅長体験は予約満員)。

 あわせて、1969(昭和44)年廃止の東急玉川線をコンセプトとした部屋「昔懐かしの東急電鉄コンセプトルーム」の宿泊プランも発売中です。こちらの販売期間は12月26日(土)から3月31日(水)までです。

【車内の様子&宿泊限定駅弁】


宿泊プランで提供されるインルームダイニング駅弁風2段重「しぶべん」(画像:渋谷エクセル東急)。