明らかに「緑」なのに! なぜ日本人は「青」信号っていうの? =中国
![信号は「青」の時に進むことができる、というのは誰でも知っていることだ。信号機の色が示す意味は、国際照明委員会の規定によって世界共通となっている。(イメージ写真提供:123RF)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/2/92be0_620_f9f9d5f0_4b404490-m.jpg)
その後、平安時代から鎌倉時代にかけて「緑色」という表現が出てくるようになったが、日本では「青」で緑色の物を表す習慣が長く続いたという。信号機の「青信号」もその1つだと伝えた。
記事は、日本に信号が導入されたのは1930年ごろだと指摘する一方、当時は法令で「緑色信号」と記されていたと指摘。ところが、新聞が信号機について報道した際、「赤、青、黄」と表現し、当時は新聞の影響力が大きかったため、あっという間に「青信号」という言い方が広まったと説明した。その後は正式に法令でも「青信号」と記されるようになったのだと論じた。
中国語で信号機は「紅緑灯」といい、中国では青信号はあくまでも「緑色」として表現されている。英語でも青信号は「GREEN LIGHT」で、やはり緑色だ。緑色の信号を青信号と表現する日本は、世界的に見ると特殊と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)