英自然科学者チャールズ・ダーウィンが1837年にノートに記した「生命の樹」のスケッチ。ケンブリッジ大学提供(2020年11月24日公開)。(c)AFP PHOTO / UNIVERSITY OF CAMBRIDGE

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【AFP=時事】英ケンブリッジ大学(Cambridge University)図書館は24日、「進化論」に関する先駆的な概念や、有名な「生命の樹」のスケッチが書き留められた自然科学者チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)のノートが行方不明になっており、盗難の恐れがあると発表した。

 ダーウィンは1837年、英海軍の測量船ビーグル号(HMS Beagle)での航海から戻ると、この革張りのノート2冊にたくさんの書き込みを行った。同図書館は、その価値は何億円にも上るとしている。

 うち一冊には、種の進化における複数の可能性を示す図が記されている。ダーウィンはこの図をさらに発展させたものを、1859年の「種の起源(On the Origin of Species)」で発表した。

 ケンブリッジ大図書館は2001年に、このノート2冊が行方不明になっていると報告。今年に入って同館史上最大規模となる捜索を行ったものの、ノートはやはり見つからなかったという。

 同館は地元警察に通報。現在、国際刑事警察機構(インターポール、Interpol、ICPO)が管理する、盗難被害にあった文化遺産データベース「サイキ(Psyche)」に登録されているという。

「種の起源」の出版日で「進化の日(Evolution Day)」の24日、同館司書がビデオメッセージを公開し、市民に情報提供への協力を呼び掛けた。

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